あなたはどっち派?-地元出身者が伝える新湊曳山まつりの楽しみ方

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”地域に根づくお祭りの楽しみ方は、地域の人に聞くのが一番”

射水市の新湊出身で、小さい頃から新湊曳山まつりを見て育ったという、ライターの国内タビジョしぃさんに、新湊曳山まつりの楽しみ方と関わり方を教えて頂きました。

写真_修正国内タビジョしぃ
射水市・新湊で生まれ育ち、高校卒業後は京都の旅行の専門学校に進学。旅をすること自体を仕事にしたいと思い、兵庫を拠点にトラベルライターとして活動している。現在、tripnoteというサイトにて記事を執筆中。

 

いつもはのどかで静かな港町の新湊ですが、この日だけは違います。
毎年10月1日は「新湊曳山まつり」があり、町中活気に満ち溢れています。

(過去記事)見るべきは豪華さとまっつんの人々!-新湊曳山祭2017

新湊在住の人であれば参加する人や見に行く人がほとんどです。

普段は県内外に在住している新湊出身者も、10月1日にはわざわざ新湊に帰り、
曳山まつりに参加したり見に行くほど、この「新湊曳山まつり」は
地元で愛されているお祭りなのです。

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毎年9月に入ると、夜に曳山のお囃子を練習する町内が続出し、
そのお囃子の音色を聴くと「祭りが近づいてきたなぁ」と10月1日が待ち遠しくなります。
今は県外在住の私も9月になると曳山祭りを思い出し、地元に帰りたい気持ちが膨らみます。
それだけ新湊で育った人の心には、根強く曳山への想いが刻まれているのです。

 曳山まつりに参加する

曳山は全部で13本あり、曳山がある町内もあればない町内もあります。
どちらかというと曳山がない町内の方が多いです。
私が住んでいた町内にも曳山はありませんが、
今でも父と弟が別の町内の曳山を曳いています。

なぜ、曳山を曳くようになったのか理由を聞いてみると…

・新湊に住んでいれば祭りに参加するのが当たり前だった
・仮に町内に曳山がなくても友人が声をかけてくれたり
自分から参加したいと言うと喜んで迎え入れてもらえたりした

とのことでした。

実際には、父が曳山を曳いてる姿を見た息子が憧れを持ち、
自分も曳山を曳こうと決める人が多いと思います。
それがずっと子から孫へと受け継がれているのです。

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近年は少子化もあり、新湊出身者だけでなく他の地域出身の人たちも
曳山を曳くのが珍しいことではなくなりました。

ちなみに、曳山は高校生から曳けますが、
小学生から前人形を動かしたり、お囃子に参加することも可能です。
また、小学校にはお囃子を練習・伝承していく「まっつんクラブ」というクラブ活動もあり、
それだけ小さい頃から祭りに熱心な地域なのです。

 曳山まつりを見る

女性や曳山を持っていない町内の新湊出身者は、曳山を見て楽しむ派が多いです。

曳山は順路が1年ごとに変わり、
同じ場所でも花山で巡行されたり提灯山で巡行されます。
また、曳山を曳く順番が毎年変わるので、
年によって見れる光景も曳山の並びも違ってきます。

P1090925_0674湊橋

どこの町内も、曳山まつり参加者は自分が曳いている町内が一番だと自負していますが、
曳山を見る側も推しの曳山の町が一人一人あります。

その他の楽しみとしましては、新湊では一番大きなお祭りなので、
屋台(新湊弁では「やし」という)が放生津八幡宮を中心にあります。
特に子供たちは、友人や家族と一緒に「やし」で
昔から人気のあるベビーカステラ 等のお祭りフードを食べ、
スマートボール等の昔ながらのゲームについ夢中になってしまいます。
それが新湊で育った子供たちのステータスでもあるのです。

曳山まつりに参加するもよし、曳山を見るもよし。

来年も10月1日(月)に開催される曳山まつりで、
あなたなら、どのスタイルで「新湊曳山まつり」を楽しみますか?


[新湊地域の暮らしに関するその他の記事]
 ・もしも家族が移住したいと言い出したら ―Iターンインタビュー
 ・“地域密着” 老舗看板屋さんの仕事の広げ方- 米林看板
 ・新湊曳山祭までの道のり ―曳山の車輪 “焼き入れ”の瞬間

 

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国内旅行が好きという理由からトラベルライターとして活躍する、
射水市出身の国内タビジョしぃさん。

特に温泉が好きで、温泉に適したコーデを「湯めぐりコーデ」と名付け、
湯めぐりコーデやMy温泉グッズを持参し、各温泉地を巡っているそうです。
今後もどんどん更新されていく日本各地の観光地や温泉地を巡りの記事はこちらからどうぞ。

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