もしも家族が移住したいと言い出したら ―Iターンインタビュー

2015年2月、京都から射水市に移住された、北原更紗さん。

北原さんよりも、3か月早く移住したご主人と犬のマルコと一緒に、
新湊・内川エリアにある町屋に住んでいます。
ご主人の転職をきっかけに、移住したエピソードを伺いました。
「家族が移住したいと言い出した・・・」 そんな境遇の人へ、送りたいお話です。

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 移住のきっかけになった、uchikawa六角堂との出会い

「面接の日に、採用が決まって。次来るときが、住むときなんだなぁって。」

ご主人が選んだ転職先は、新湊・内川にある古民家カフェ uchikawa六角堂
もともと畳屋さんだったお家を改装した、人気のカフェです。

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古民家カフェ uchikawa六角堂

ご主人の面接に一緒についていった際、初めて訪れた新湊・内川は、
川沿いを歩いていると気持ちがいいな、と感じて、すぐに住む想像が浮かんだそうです。

uchikawa六角堂の求人募集の案内が掲載されていたのは、
職場のようすの取材記事と一緒に、求人情報が紹介されている日本仕事百貨

「海沿いの町にある職場で、自分の経験が活かすことができて、地域作りに関われること」
ご主人は、転職先を選ぶ条件が全て揃って、応募を決めたそうです。
そして、面接の当日、採用が決まりました。

突然決まった、移住の話。
ですが、自身も仕事をやめて移住することに、不安はなかったそうです。

もともと、2人とも田舎暮らしに興味があって、将来住む場所について、
日頃から話し合っていたお二人。
求人に応募する際は、必ず、ご主人から相談があり、
2人でその場所について調べて、納得してから応募していたそうです。
そのため、移住先が突然決まっても、気持ちの切り替えがすぐにできた、と言います。

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uchikawa 六角堂での仕事風景

 住みやすさにつながっている、新湊の人柄

新湊は、古くからの港町。

「新湊の人は、はっきりと物事を言うけど、根は優しい人が多いですね。」

港町特有の方言や言葉尻の強さはあるけれど、
困っていることがあると、親身になって助けてくれる優しさを持っていると言います。
知り合いになると、偶然会ったときに、挨拶をしてくれる温かさもあります。
おせっかいに感じることがない、ちょうどいい距離感を保ってくれるそうです。

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港町の風景 新湊・内川

 夫婦と番犬マルコの町屋暮らし

現在お二人は、2階建ての町屋で暮らしています。
10年前に空き家になってから、家主さんが定期的に掃除してくれていたおかげで、
きれいな状態で残っていました。

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北原さんが住む町屋の間取り

玄関から長くつながる廊下を通って、勝手口へ出ると、
反対側の道路につながるという、少し変わった家の間取り。
ですが、新湊・内川エリアによく見られる町家のスタイルです。

室内に入ると、2人の趣味が色んなところに飾られた、自分たちらしいお家。
畳のある和風な家にも、モダンな家具がとっても似合います。

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新湊の町屋は、中庭のある家が多くあります。
北原さんの家にも、もみじの木が植えられた中庭があり、
家にいながら季節を感じることができます。

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キッチンから見る中庭

キッチンの反対側には、土蔵(どぞう)も。
将来は、蔵の中で、小さな映画館をやることが夢なのだとか。

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土蔵

知人から紹介を受けたこの家は、家主さんと直接交渉して、
都会とは比較にならないくらいの安い賃料で、住んでいるそうです。
2人には、大きすぎるぐらいの家ですが、お互いの好きなものを色んな部屋に飾りながら、
番犬マルコと暮らしています。

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町屋の番犬マルコ 女の子です

 恐れなくても大丈夫。移住者に向けて伝えたいこと

新湊・内川は、古くから残る家々が、街並みを作っている町。
映画「人生の約束」のロケ地になったこともあり、近年、観光客が多く訪れる場所です。
北原さんも、まちの風景に惚れ込んだ一人。

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川沿いから一本入ると、街並みを作る家々が広がる

しかし、空き家の取り壊しが増えて、街並みが失われてきている現状があります。

「この街並みや雰囲気を、次世代にも受け継ぎながら、
住んでくれる人やこの場所で活動してくれる人に、来てほしい。」
北原さんには、そんな思いがあります。

移住希望者に向けて伝えたいのは、
知らない場所に住むことを恐れなくても大丈夫、ということ。

「移住先に受け入れてくれる人がいると、移住した後も安心して暮らせますよ。」

北原さんの場合は、六角堂のオーナー。
オーナーには、富山での暮らしについて教えてもらったり、
困ったことがあったら相談したりしていました。

実は、人見知りだという北原さん。
はじめは、知人作りは難しいかもしれないけど、
「一人でも知り合いができれば大丈夫。」 なのだそう。
一人の知り合いから、ひとのつながりが自然と生まれていく、そういう町なのだそうです。

だからこそ、実際に、訪れてみて、街や人の雰囲気を感じてみてほしいと思います。

射水市へのアクセスは、こちら
移住体験施設に関しては、こちら
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